地球温暖化について

2019年12月5日

省エネは地球環境のためになる?

2017年(平成29年)6月にアメリカのトランプ政権が196カ国・地域が参加している気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を発表したというニュースが流れました。

そもそも1988年(昭和63年)のアメリカ上院エネルギー委員会の公聴会でCO2排出が原因で地球温暖化しているとした発言がメディアで広く報道されたのを発端とし、2006年(平成18年)にアルゴアの著書「不都合な真実」で世界的に問題を周知させた国アメリカですが、主要国がCO2排出量の削減を目的とする京都議定書には参加せず、196カ国・地域が参加するパリ協定でもやる気はないということで地球温暖化について世界と協調する気がなさそうなのは事実のようです。

自国が言い出した危機について他国にはやらせておきながら自国ではやらないというのでは無責任だし、そもそも「CO2の排出が原因で地球温暖化している」ということが本当なのかな?と疑わざるをえません。

確かに「地球温暖化問題に対する懐疑論」というのも多く存在し、それぞれに十分説得力があるものの、主要メディアに先導されている感のある我が国の常識では現在のところ「CO2の排出が原因で地球温暖化している」の既定路線で進められています。

「地球温暖化 懐疑論」でgoogle検索された結果
「地球温暖化 懐疑論」でgoogle検索された結果

「地球温暖化」の真偽がどうであれ、世界の主要20か国の各国の首脳が地球温暖化を議題にして集まり協議するということが結果的に「平和」と結びついている面が大きいと思っています。いつの日か「環境ホルモン」とか「ダイオキシン」と同じように、CO2排出量にこだわっていた時代があったなぁなどと笑って話す日が来るのかもしれませんが、建物の性能を高め室内の快適性を改善するのと同時に、産油国からの輸入エネルギーに依存しない技術を磨き将来につなげていくこと自体は無意味なことにならないと思っています。

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Posted by yoriyok