モデル建物法入力シート Ver2用

Excel2007やMac版Excelでは正常に動作しない?

非住宅用途の計算時にはモデル建物法という計算方法が一般化してきており、実際の計算にはWEB上にあるプログラムを使用することは既にご存知かと思います。そのプログラムに直接数値などの情報を入力してもいいのですが、今回は建築研究所のページから無料でダウンロードできる「モデル建物法入力シート Ver2用」というツールについてみてみたいと思います。

建築研究所 5.1モデル建物法

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現在のところ、「モデル建物法入力シート Ver2用」「モデル建物法入力シート Ver2用(プルダウンなし)」という2種類のツールがあります。お手持ちのPCにあるExcelのバージョンによってはプルダウン機能が上手く作動できないこともあるようですが、通常は下段の「モデル建物法入力シート Ver2用」をダウンロードするのがいいと思います。

「MODEL_inputSheet_for_Ver2.4a.zip」というzip圧縮されたファイルを入手し、解凍すると「MODEL_inputSheet_for_Ver2.4a-1.xlsm」というファイルになります。このファイルを開くには拡張子(.xlsm)をみてわかるように「Excel2007年以降のバージョンでマクロ機能有効」であることが求められます。バージョンの古いExcelをお使いの方や、Excel以外の表計算ソフトを使っている方は注意が必要です。さらにいうとMac版のExcelだと対応していない機能(CSV出力)があるなど正常に動作しないこともあるため、前提条件としてこのツールを使うためのPC環境を整えておく必要があります。

モデル建物法入力シート_Ver2用_入力確認

モデル建物法入力シート_Ver2用_入力確認

このファイルを無事に開くことができると、最初に表示される「入力確認」のシートをはじめ、画面下のシートタブに全部で15個のタブが用意されています。「入力確認」と「CSV出力」のシート以外「様式Aから様式H」までの13個のシートが建物情報を実際に入力していくシートとなっています。

モデル建物法入力シート_Ver2用_様式A

モデル建物法入力シート_Ver2用_様式A

プルダウン対応の入力シートを使用する場合、様式B以降のシートはどの順番で入力してもいいですが、最初に様式Aの基本情報を入力することが必要です。

様式A:基本情報→様式B1:開口部仕様→様式B2:断熱仕様→様式B3:外皮→様式C1:空調熱源→様式C2:空調外気処理→様式C3:空調ポンプ→様式C4:空調送風機→様式D:換気→様式E:照明→様式F:給湯→様式G:昇降機→様式H:太陽光発電

中には何も入力せず空白のままのシートがあっても構いません。評価対象となる全てのシートに建物情報を全て入力していくことのなるのですが、初めて入力を行う方は詳しい解説があるマニュアルをみながら入力するのをお勧めします。

評価対象に必要な全シートを入力後、「CSV出力」のシートにある「CSV出力」のボタンを押すと任意の場所に13個のCSVファイルが保存されますので、このファイルをWEB上のプログラムに読み込ませるという手順になっています。このCSVデータを読み込ませるという手順はMac版には対応していませんが、入力したExcelファイルごと読み込ませるという荒技も存在しますので、どうしてもMac版で作業したいという方はお試しください。